美しすぎた青春との向き合い方
高3の時、初恋をした
もう10年も前の話
とても美しい想い出になっている
俺自身、初恋の相手、クラスメイト
俺を囲む全ての人の心が美しく真っ直ぐだった
その時の感情、過ごしてきた街並み、夏の終わりの匂い
何もかもが記憶に残ってる
俺の青春は間違いなく初恋だったのだろう
今後の人生において
初恋の美しさを超える何かに出逢えるだろうか
真っ直ぐに一生懸命に、人と人とが心を通わせながら信頼関係を紡いでいく様
それが俺にとっての最上級の美しさであり、人生を懸けて大事にしたいもの
10年が経った
俺は27歳になった
あの時より賢くなったかもしれないけど、今は自分から生まれる感情が嫌いだ
今は、あの時の無垢で真っ直ぐで透明な感情とかけ離れた薄汚い感情ばかりが湧き出てくる
そんな自分が許せなくて猛烈に死にたくなる瞬間がある
人生の岐路だと思う
これまでの自分の人生観に寄り添う生き方をするのか
人生観を見直して再設計するのか
じっくり考えていこう